本講座は、リンパヘルスケア協会において、協会認定インストラクター資格の取得を目指す生徒に対し科学的根拠と技術的基礎知識を習得させることを目的としております。

用手的リンパドレナージュは、過剰に貯留したリンパ液や組織液を、正常に機能しているリンパ管系へ誘導し、さまざまな症状を緩和するためのマッサージです。
体の表面を覆っている皮膚は、ドレナージュによる直接的な影響を神経系や血管系及びリンパ管系に伝える媒体となります。リンパドレナージュでは、皮膚に掌を密着させ、周期的でやさしいゆっくりとした圧で皮膚を伸展させる動きを利用し、過剰に貯留したリンパ液を誘導します。

本講座は、正確な方法で明確な指導のもと、短期間でリンパドレナージュのスキルを習得できます。

リンパドレナージュ　
−知識編ー

1.リンパ系の免疫システム
　-1.免疫の歴史
　-2.現代での免疫の概念
　-3.生体防御システム
　-4.食細胞による防御
　-5.リンパ球による防御
　-6.皮膚の機構
　-7.自律神経と免疫反好
　-8.免疫の負の反応
2.リンパ系の排泄システム
　-1.リンパ系の排泄機能
　-2.血液循環の走行
　-3.血液循環
　-4.リンパ管の移行
　-5.リンパ管の循環経路
　-6.リンパ節
　-7.リンパ管への抵抗
　-8.浮腫（むくみ）

リンパドレナージュ　
−技術編ー
1.セラピスト領域における知識的・技術的側面の理解
2.30名以上の施術レポート提出
3.身体の各器官についての機能説明
4.リンパ循環についての機能説明
5.諸症状に合わせたリンパドレナージュ
6.協会認定セラピストとしての基本施術についての説明

リンパドレナージュ　
−修了試験ー
修了試験は、基礎知識と実技の両面での試験となります。