リンパドレナージュとは、過剰に貯留したリンパ液や組織液を、正常に機能しているリンパ管系へ誘導し、人本来の自然治癒力を高め浮腫(むくみ)症状等を緩和するための美容健康法です。
“リンパ”とは、動脈や静脈といった血管系と同様、全身の隅々に張り巡らされている“リンパ管”とリンパ管系の中継地点である“リンパ節”、リンパ管の中を流れる“リンパ液”を総称しています。
一方、“ドレナージュ”とは、“排出する”といった意味です。医療場面で、肺や心臓を包む膜の中に、血液を含めた体液や空気などが過剰に貯留した場合、“Drain(ドレイン)”と呼ばれる“管”を体液や空気の体外への排出を目的に、体内に挿入し使用することがありますが、言葉としては同様です。
つまり、リンパドレナージュとは、流れが停滞したリンパ液を“用手的”にオールハンドで、リンパ管系の走行に沿ってリンパ節を中継しながら正しい方向へリンパ液を誘導し、腎臓を介して体外へ排出させようとする手技を指します。
リンパ管系の流れが滞る原因はさまざまありますが、心疾患や肝疾患や腎疾患、感染兆候や悪性腫瘍などといった主要な身体疾患を除けば、多くは、ストレスや加齢や運動不足が疑われます。
原因が何であれ、リンパ管系の流れが滞ってしますと、むくみや疲れ、脂肪細胞の拡大とセルライトの形成、肌あれやしわ…などの身体変化が現れます。
これは、リンパ管系の流れが滞り、全身に有害物質や老廃物や過剰な水分が貯留したままの状態が招いた結果です。
このように考えると、リンパドレナージュとは、体に疲れやだるさや億劫さを感じた時に行う必要がある美容健康法であるといえます。ただし、稀に上述した主要な身体疾患が原因である場合もありますので、医療機関の受診、もしくは適切なカウンセリングをお勧め致します。
現代社会特有のストレス環境やそれに随伴する体調不良が、リンパ液の流れを停滞させてしまいます。
これにより、“何となく今日は体が少し何か違う…”などといった不定愁訴を感じるようになります。この不定愁訴が伸展し慢性化すると、お客様ご自身が、明らかな体調変化を自覚するようになります。この変化は、お客様の身体自身が、無意識下でお客様自身に出すブレーキサインです。身体が身体を慈しみ休めようとするため、何をするにも体が抑制されてしまい、当然ながら、気持ちも落ち込んでしまうため、何をやるにもやる気が起こらなってしまいます。
リンパドレナージュとお困りの症状はこちら
これらの症状は、リンパドレナージュによりあらゆる段階で対処可能なのですが、リンパドレナージュにおける基本手技の選択も症状部位での反復回数もすべてクライアントの状態により異なります。
そのため、多くの経験と多人数での多角的な視点が不可欠であることが真実であることは明らかです。
当協会では、認定セラピスト300名超による圧倒的な経験と多角的視点により、成功症例を多数生みだしております。これら成功症例から学んだノウハウは、協会におけるしっかりとした“技術”として定期セミナー等でセラピストとともに共有しておりますので、お客様に合った形でご提供し、お客様に適した施術をご用意することが可能となります!